お知らせ・
コラム

久しぶりに業務に関する投稿です。
今回ある成年被後見人の居住用不動産を売却することになったのですが、そこの土地に神様が宿るほこらがありました。
それで、買主様の方から、その石のほこらを撤去してほしいと依頼がありました。
何せほこらですから、上記のとおり神様が宿っておりますので、神主様のお祓いが必要です。
そのため、ある神社の神主様（正確には、宮司様）に連絡をし、先日、お祓いをしてもらいました。
私にとっては、初めての経験で、何を用意すればいいかとか全く分かりませんでした。
特に、神様へのお供えが、結構多く、不足がないよう緊張しながら動きました。
無事お祓いは終わりましたが、なかなか経験できない貴重な体験をしたような気がします。
司法書士は、登記等の専門家とはいえ、こういうことまで熟知している方はあまりいないように思います。
成年後見業務は、何に出くわすか分かりません。怖い部分もありますが、経験を積むことで人間性が高まることも考えられます。
私にとっては、いい経験でした。

司法書士 今井　久雄